(新宿区プレイパーク協議会に伺いました)
プレーパークは、デンマークの造園家が「子どもは整然と整備された公園でより、廃材置き場のような雑然としたところでいきいきと遊ぶ」ことに気づき、子どものための遊び場作りを呼びかけたことに始まり、その後イギリスやドイツにも伝わりました。
日本では世田谷区内の都市計画家と住民がこの理念を実現する場を作る活動をはじめ、1975年「羽根木プレーパーク」が世田谷区の事業としてオープンしました。その後、30年の間に日本各地で冒険遊び場づくりの活動が行なわれるようになり、2007年現在その数は200箇所を超えています。

 羽根木プレーパークを初めとする国内の冒険遊び場の多くは「自分の責任で自由に遊ぶ」ことをモットーとして掲げ、地域の大人が自主的に運営し行政がそれを支援する形で続けられています。プレーリーダーという、遊び場の遊具を作ったり子どもの立場にたって発言できる大人がいることで、子どもが自由な雰囲気の中でありのままの自分を出し、発想力豊かに遊べる環境を作っています。
現在、新宿区には、5つのプレーパークがあります。この公園レポートでも紹介しています。
戸山公園子どもの遊び場を考える会
  
四谷冒険遊び場の会
西新宿冒険あそび・わんぱーく
★落合プレーパーク
★神楽坂 あそびの杜

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